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2009年9月28日の予告

福知山線脱線事故の最終報告書案の漏えい問題について
 既報のとおり、JR西日本は「西日本旅客鉄道株式会社福知山線塚口駅〜尼崎駅間列車脱線事故の報告書」を作成していた航空・鉄道事故調査委員会(現在の運輸安全委員会)の一部の委員に接触し、報告書の内容を事前に聞き出し、また、同社に不利とならない内容とするよう働きかけたという。あまりに軽率な行動であり、なおかつ事実が明るみになったときのリスクが巨大という点であきれてものも言えない。恐らくは、JR西日本の社内でも、このような不祥事にかかわった経営陣以外の人たちは筆者と同じような感想を抱いていることだろう。
 JR西日本が求めたというATSに関する記述の削除など、運輸省が1967(昭和42)年1月に地方鉄道事業者向けに発した「自動列車停止装置の設置について」という通達の「(2)速度照査機能をそなえ、速度照査地点を超えて列車が進行する場合、自動的に制動装置が動作するものとする。」という条文が存在した事実だけで簡単に否定される。この点についてJR西日本の経営陣が知らなかったというのはあまりにお粗末であるし、それを国鉄OBの委員に頼めば何とかなると考えた幼稚な思考にも驚く。たちのの悪い冗談にすら思えてしまうのだが、これが現実であることに筆者はいっそう落胆させられる。
 今回の不祥事について、筆者は9月28日午前6時30分からニッポン放送「上柳昌彦のお早うGood Day」にてコメントさせていただくこととなった。発言の趣旨はいま挙げた事柄のとおりである。不祥事の核心に迫るべく、筆者の考えを発表させていただきたい。お聴きいただける環境におられる方は、ぜひともお耳を傾けていただければ幸甚に存じます。
  • 2009.09.28 Monday
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